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ご近所に住むエッセイストの友人が
「庭の花だけでたくさんブーケをつくったので」
と玄関の前にそっと置いて下さった可愛いブーケ。
こんなサプライズの贈り物は本当に嬉しいですね(^^♪


楽しみにしていたコンサートでしたが、
ミロシュさんの育ての母であるお祖母様が急逝され、
コンサートの2日前に公演中止の連絡が入りました。

この人の演奏するピアソラの「オブリビオン」を初めて聴いて心に深く染み込んで以来、
いつか来日してコンサートがあったら、絶対に聴きに行くと決めていました。
特に今回のプログラムは、多彩なバロック時代の作品ばかりで、
ミロシュさんのギターで聴けると思いワクワクしていたので大変残念です。

でも、大切な家族が亡くなる悲しみはとても大きいです。
またいつか来日して、ミロシュさんの演奏が聴けることを願っています。


辻井伸之さん演奏のショパンのピアノ協奏曲第2番をやっと聴くことができました。
一番好きな第2楽章の演奏が始まると「今からやっと聴ける」、
聴き終わったときは「やっと聴けた」という感動で
胸がぐーっと熱くなって涙が出てきました。
ピアノとオーケストラが見事に一体になった本当に美しい、素晴らしい演奏でした。

プログラム1番のベートーヴェン作曲「エグモント序曲」は、
弦楽器のなめらかな響きがとても美しくて心地よく、
最後の演目、ブラームス作曲「交響曲第1番」は圧巻の演奏でした。

辻井伸之さんのアンコールには、なんとリストの「ラ・カンパネラ」を聴くことができて、
二重のプレゼントを受け取った気分で最高でした(^^♪
ベルリン放送交響楽団のアンコールでは、
ベートーヴェン作曲「プロメテウスの創造物 序曲」を初めて聴くことができました。
素晴らしい演奏を聴けたことに感謝でいっぱいです。
3月に体験レッスンに来てくれた小学2年生のT君のレッスンが、今週から始まりました。
ニコニコ笑顔でとても素直なT君が、
目を輝かせて自分のまっさらの楽譜を手に取っている姿を見て嬉しくなりました(^^♪
ピアノを弾くこと、音楽が大好きになって欲しいです。
T君、これから一緒に楽しくレッスンしようね。

  
 
奈良国立博物館開館130年を記念する、超国宝展に行ってきました。
仏像や刀、装飾物、写経、絵巻、鏡、刺繍帳など、とにかくものすごい数の国宝で、10時半に入館して出てきたときは14時でした。
素晴らしい創造物ばかりでしたが、中でも印象に残ったのは1600年前に百済の王が倭(日本)の王に送った七支刀、猫好きの平安時代の貴族が作った猫の螺鈿模様がはめ込められた太刀、そして聖徳太子が亡くなった時にお妃の橘大郎女が推古天皇に願い作成されたとされる天寿国繍帳(聖徳太子とその母が極楽浄土で過ごしている様子をモチーフにした刺繍の帳)です。
一針一針に祈りを込めて刺繍された帳も約1400年前のものですから、ところどころの糸は剝がれつつも、橘大郎女がどれほど慰められたことだろうかと偲ばれる素晴らしいものでした。
古代から人々が祈り心を持ち様々な創造物に託してきていることがとても伝わってきて、今回の超国宝展のタイトルにもあるように”祈りの輝き”そのものに溢れる展覧会でした。
観に行って良かったです(^^♪

プロフィール
HN:
番匠 浪路
Webサイト:
性別:
女性
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