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ムジカ工房主催の青柳いづみこさん特別講座を受講してきました。
青柳いづみこさんはドビュッシーを中心に研究されている音楽界の大御所の先生で、
今回はご著書の「サティとドビュッシー 先駆者はどちらか」をもとに
サティとドビュッシーがどのように出会って、お互いにどのように影響を受け合ったのか、
音楽の違いは何なのか等、ドビュッシーとサティの演奏も交えて、
大変貴重なお話を聴かせて頂きました。
青柳いづみこさんは、はっきりとした意見を述べられますが、
その口調は大変柔らかなトーンで、語られる言葉は心地よく、
豊富なボキャブラリーで、ほんの僅かでもお話が途切れることは一切ありませんでした。
そして、一番感激したことは、
目の前にあること(コンクールなど)のために
間違った指の使い方の練習に必死になっていたら、
その子の先のことを考えて、指の付け根から動かせる練習を
まず優先させることの方が大切なのだと語られたこと、
30年先はきっと変わるかもしれないと希望をもって
常に理想を持って頑張りましょうと語って下さったことでした。
このような大御所の先生のお話を高槻のムジカ工房で、
しかも間近に聴けたことは信じられないほどで、
この講座に出席出来て本当に感謝の一日でした。