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今月は15番(KV533)のソナタ全楽章と16番(KV545)のソナタ全楽章を
レクチャーして頂きました。
15番のソナタは、講師の北村先生がおっしゃるには
子どもの時に弾いたことがある人は少ないそうで、
私も実際に弾いたことがありませんでした。
あまり聴くことがないソナタでしたが、巧みなポリフォニーのとても美しい曲で、
ピアニストの方の素敵な演奏も相まって、とても好きになりました。
また、16番のソナタは「初歩者のための小さなソナタ」と言われる、
だれもがきっと一度は聴いたことがある有名な曲ですが、
3楽章のロンドの楽譜を見て、数年前に友人達と訪れたザルツブルグにある
モーツアルトの生家に展示してあった、自筆譜を思い出しました。
私の記憶が定かであったら、確かこのロンドの自筆譜が
展示してあったような気がするのですが…
このロンドは他のソナタにも調性を変えて使われているとのことなので、
モーツアルトの気に入っていた曲なのかなあと勝手に思いました。
懐かしいヨーロッパ旅行も思い出した、今月のモーツアルトソナタ全曲講座でした。