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午後からグループレッスンでした。
今回は人数が少なくちょっぴり寂しかったのですが、
いつものようにお互いの演奏を聴き合いました。
全員からの感想を受けてからもう一度演奏すると、
やはりどの子も良い演奏に変わりました。
「とても流れていてよかったです。」
「どうして流れるようになったんだろう?」
「・・・・速くなったから?」
「そうね。テンポが速くなったからだね。」
「1回目よりもっと楽しくなったと思います。」
「どうして楽しくなったと思う?」
「スタッカートとか音がはっきりしたから?」
などのやりとりをしていると、人の演奏をちゃんと聴いて
その子なりの言葉でしっかり伝えられているなあと感じました。
また、中には練習不足の人もいましたが、
ほとんどの人がよく練習していて、
いい音で弾こうとしているのがわかり、うれしくなりました。
その後、今までの発表会のビデオの一部を一緒に鑑賞しました。
懐かしい思い出が蘇ってはきたのですが、
今もさることながらなんて未熟な指導だったことか・・・(^▽^;)
色々なことを考えさせられました。
グループレッスンで子ども達の演奏を聴き、
十数年まえの発表会のビデオを鑑賞して、
私はこれまでそしてこれからも
何を大切にして何を生徒たちに伝えていきたいのかがはっきりと浮かんできて、
それが今年で20周年の節目を迎える発表会の
最大のテーマなのだと自覚しました。
さて、ビデオ鑑賞後のティータイムでは
学校の給食の話になりました。
エンドウ豆のご飯が出るのは三田では一年に1回だけとか、
揚げパンのときはきなこが別袋になってついてくるとか、
なんとアイスクリームが出ることもあるとか!
昔とはずいぶん様変わりしましたね。
最後に楽しいお話もあり、
有意義なグループレッスンとなりました(^^♪
先月からレッスンが始まった69歳でピアノ初心者のAさん。
先週のレッスンの課題は「ドシドシいばりやマーチ」でしたが、
それまでにレッスンした「ピーターのたいこ」、「ドレドレいばりやマーチ」
「ドレドレぴょんぴょんマーチ」も練習して来られました。
「ドレドレいばりやマーチ」は右手の1と2の指、2と3の指で、
「ドシドシいばりやマーチ」は左手の1と2の指、2と3の指で
曲名通りの音を太っちょうさぎが
さも威張ってぺたぺたと歩くようなイメージの音で演奏します。
たった2音ですが、マルカート(はっきりした音)で演奏できるように
しっかりと指の独立を身につける目的があります。
1本ずつの指を独立させて演奏するのはなかなか難しいことなので
この曲には大抵どの人も時間がかかると思いますが、
先へ進んだ時に苦労しないようにするため
子どもも大人も妥協せずにこの曲に取り組むことが肝心だと思っています。
Aさんのすごいところは、先へどんどん進むのではなく
1曲1曲を自ら納得のいくまで練習されるところです。
「なかなかね、この指が言うことをきかなくてね。」
「それは力が入っているからです。
私も同じですが、自分では気が付かないものなんですよね。
指を付け根から持ち上げてまっすぐストンと打つだけで
ピアノってはっきりとしたいい音が出てきますけど、
まだ指に力が入っていて、手を動かして弾いていらっしゃるので、
とても硬い大きな音になっていますね。」
「ああ、そうか。私の場合は弾きにいっているんですね。」
「そうです、そうです!わあ、いい表現ですね。」
「ゴルフでも一緒なんですよ。スッとクラブでボールを自然に打てばいいのに
どうしてもわざわざ打ちに行ってるんですよね。
そうか、そうか、そういうことか。」
「私はゴルフをしないからわかりませんけど、
野球でも何でも力を抜かないといけないのはきっと同じですね。」
" 弾きに行く”。うーん、言い得て妙なり!
「Aさんは熱心に練習されるので、私もレッスンが楽しみです(^^♪」
「いやいや、私は全然頑張ってもいないし、熱心ではないですよ。」
と、にこにこしながら小気味よく答えて帰られたのもまた妙なりでした(^^♪
Cちゃんはまだ5歳の女の子ですが毎週きちんと練習してきて、
満点の笑顔ではっきりと受け答えもできます。
今週は「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本1巻」の中の
「スケートすべり」「ブランコのり」をレッスンしました。
この2曲は全く同じ譜面ですがテンポが違うため
表現する音楽が変わることを体験できるようになっています。
このあとに続く4曲の「こもりうた」「めざめてジャンプ」
「ぬきあしさしあし」「いばってあるく」も全く同じメロディーですが
アーティキュレーションが違うため表現する音楽がそれぞれ変わってくる、
1つのメロディーで6度美味しいヴァリエーションのような構成になっています。
先週のレッスンではスケートをすべったり、ブランコを漕ぐ真似を一緒にして
情景を想像しながらピアノで弾いてみました。
「Cちゃん、スケートしたことある?」
「うん、あるよ。でもCちゃん4歳の時だったから、
滑れなくてかべにもたれてゆっくりすすんでた(笑)!」
「そうだよね、初めは怖いよね。(笑)
オリンピックでフィギュアスケートの羽生選手とかが滑っているの見た?
すいすいと滑る真似をちょっと一緒にやってみようか。」
レッスン室の床の上でスケートを滑る真似を2人でしてからピアノで弾いてみました。
次は全く同じ譜面の「ブランコのり」。
でも、テンポの指示は”とてもゆっくり”になっています。
「ブランコを立って漕いだことあるかな?」
「うん、あるよ。いっぱいあるよ。」
「そう、すごいね!
ブランコって漕ぎ始めはうーん、うーんってしゃがんでゆっくりの動きでしょ。
曲名の横に、”とてもおそく”って書いてあるのはその様子をイメージしているんだよ。」
ブランコを漕ぐ真似も2人で一緒にやってみました。
ピアノでゆっくりと弾くのはなかなか難しいので、
場面をイメージして実際に動いてみると音で表現する時の助けになります。
この2曲が先週の宿題となりました。
そして今週のレッスンではしっかりしたタッチの音で弾くことができました。
真ん中のド,レ、シの音しか使わないこの2曲を
とても楽しそうに弾いていて嬉しくなりました(^^♪
「Cちゃん、すごくよかったあ!いっぱい練習したでしょ。
はなまるだよ」
「わーい!はなまるだ!やった、やった!\(^o^)/」
習いたてのこんな小さな子どもでも、
たった3つの音の曲を自分の表現した音楽にして伝えられることを
Cちゃんから学んだ嬉しいレッスンでした。
kちゃんは「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本2」の中の「春風」を
去年の12月からずっと練習していました。
右手の単旋律のメロディーと左手の伴奏の和音をレガートに弾くイ短調の曲です。
寒い冬に代わって待ち遠しい春の訪れを告げるように
最後のAメジャーの和音は優しい春風を表現しています。
左手の和音をレガート(なめらか)に弾くことはなかなか難しく、
その上、右手のメロディーを浮かばせながら
両手でレガートに演奏するのはもっと難しいので、
kちゃんも苦戦していました。
「さあ、よく練習できたかな?」
「うん!多分出来たと思う。」
「それは楽しみね!はい、ではどうぞ。」
♩♩♪♫♩♫♪♩♩♪♫♩♫♪♩♩♪♫♩♫♪
「わあ、最後のフレーズがとってもステキだったわ。
右手と左手のバランスがすごく良くて本当にいい響きだった!
春風も優しくてよかったわあ(^^♪」
「わーい!やったあ\(^o^)/」
とっても嬉しそうなkちゃん。
最後のフレーズは私でもきっと出せないくらいバランスの良い響きだったので
とても印象に残りました。
右手の音がかき消されないように左手の音を弾いてね、
と言っていたことをその通り素直に練習していたことが
とても伝わってきました。
去年の発表会でのkちゃんの感想文の一節にはこんなことが書かれていました。
『もっとスラーに気をつけて流れるようにつまらずに弾きたいと思います。
これからもコツコツと練習していきたいと思いました。』
感想文に書いたことをちゃんと実行しているのです。偉い!
私は例年通り、生徒達と保護者の方々が書いた発表会の感想文の抜粋を
レッスンのお便りに載せました。
お母さんに電話で今週のレッスンの様子をお伝えすると、
「そうなんです。最近、よく練習していますわ。
またお便りで感想文を見ておきます。ありがとうございます。」
と、嬉しいお話が聞けました。
厳しい寒さが続く毎日ですが、
kちゃんの演奏した「春風」がポカポカと心を温めてくれました(^^♪