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今週からいよいよ2017年のレッスンが始まりました。
久しぶりに生徒の皆さんに会えてとてもうれしいです。
皆さんとレッスンをしていると、
ホッとした時間を過ごすことが出来ます(^^♪
皆さん、本当にありがとう。
今年も楽しくいきましょう!
そして、一歩一歩の確実な進歩を
一緒に実感していきましょう。
今年もどうぞよろしくお願いいたします(^^♪

土曜日はクリスマス会でした。

みんな今練習している曲を演奏して、
いつものように感想を述べ合いました。
感想を聞いた後にもう一度演奏すると、
みんなもっと良い演奏に変わりました(^^♪

演奏のあとは、お待ちかねのティータイム!
用意していたチョコレートケーキとイチゴショートケーキの数が
それぞれのケーキの希望者数とバッチリ合いました(^^♪)

ケーキとお菓子をいただきながら、
用意してきた出し物を披露してもらいました。

まず初めはなぞなぞ。
3人がなぞなぞ問題を出してくれましたが、
なぞなぞ好きの私でもなかなか難しい問題ばかりで、
「なかなかやるじゃない(≧▽≦)」と
他の大人たちと感心していました。
正解者に景品を渡す人もいて、
何とも微笑ましい子どもなりの気配りに、
またまた感心していました(≧▽≦)
 
なぞなぞの後は、
歌やユーフォニウム、ギターなどの演奏を聴かせてくれて、
皆さんの芸達者な一面が溢れるあたたかい時間を過ごしました(^^♪
 
最後は「赤鼻のトナカイ」を歌いながらのプレゼント交換!
何が手元にくるか、いくつになってもわくわくしてしまいます(≧▽≦)
手元にきたプレゼントを見せ合ってワイワイ、ガヤガヤ! 

みんなありがとう!楽しい一日でしたね(^^♪
 



Oちゃんは今、”祈り”という曲を練習しています。
この曲は、左手がメロディーで、
右手は連続する8分音符の和音を強弱変化させて
左手のメロディーをより歌わせる助けとなるように、
表情豊かに演奏することが求められています。
 
「祈りってどういう意味なんだろう。」とOちゃん。

「この曲の絵はね、”カルアシチミーのおはなし”っていう絵本の中に出てくる、
 カルアシチミーの奥さんのカルアシカアチャンで、
 出かけて行ったきり帰って来ないチミーを心配して
 どこへ行ったんだろうって、一生懸命さがしているところなんだよ。
 カアチャンはチミーが無事でいますように、
 早く帰って来ますようにって思っているのよ。
 それが祈りだよ。
 Oちゃんの家族がしんどそうにしていたら、
 早く元気になりますようにって祈るでしょ。算数のテストがいい点取れますようにとか、
 欲しい物が手に入りますようにとかいうのはお願いね。(笑)」

するとOちゃんが言いました。
「そうか、祈りって自分のことじゃなくて、他の人のためにお願いすることなんだ。」

まだ10歳にもならない子どもなのに、なんて感性の鋭い子なのかと、
私はとても感激して、うれしくなりました。

「すごい!Oちゃん、賢いねえ。そうよ、そうよ、誰かのために祈るんだよ。
 誰かのために心を込めて演奏したら、きっといい演奏になるよ。
 Oちゃんは、誰のために弾きたい?」

「うーん、先生には言わないけど、その人のために弾く!」

「いいよ、先生に言わなくても。その人のために心を込めて弾いてね(^^♪」

「はーい!」

常々、子どもを決してみくびってはいけないと教えられてきましたが、
先週のこの日もまた、そのことを実感することができました。
子どもって本当に素晴らしい(^^♪


 
 
 
 

先月からレッスンに通ってくれている大学生のG君は、
小学校の先生を目指す、とても真面目で礼儀正しい青年です。

ピアノは全くの初心者ではありますが、
譜読みも早く、指の動きも飲み込みが早くて
既に先週には両手で「聖者の行進」という曲を演奏出来るようになり、
とても喜んでいました。

彼の良い点は、片手でも両手でもメロディーを歌いながら、
それも自然に声を出しながら演奏していることです。
そして、まだ楽器を用意できていないのですが、
私の作成した紙の88鍵盤表を使って、
必ず練習してくる努力家であること。
早く自分の部屋で練習できるように、
楽器店に足を運んで、鍵盤を見に行ったのは勿論ですが、
大学でも練習できるように、借りられる鍵盤はないかどうか、
事務室やサークルなどに自ら問い合わせたようです。
結局、お父さんのお知り合いから電子ピアノを貸して頂けることになり、
送り届けてもらうのをG君は(私も!)心待ちにしています。

立派なピアノが自宅にあっても、
なかなか練習してこない人も少なくない中で、
薄いたった一枚の紙で、本物よりも幅の狭い鍵盤が印刷された鍵盤表をたよりに
早く上達したい一心で練習してくるG君には、毎回頭が下がります。
何をするにも志次第なのだということをG君から学ばせてもらっています。

早く電子ピアノがG君の元へ届きますように!
がんばれ!G君\(^o^)/



先週は「きれいずきチュウチュウおくさん」という曲を
2人の子が練習して来ました。

「ピーターラビットのおはなし」シリーズである
「のねずみチュウチュウおくさんのおはなし」というお話では、
ごみむしやてんとうむし、
まるはなばちやかえるたちが
チュウチュウおくさんのお家にやって来て、
そこらじゅうを汚していくので、
きれい好きでやかましやののねずみチュウチュウおくさんが
イライラしながら掃除している場面があります。
「きれいずきチュウチュウおくさん」という曲は、
この場面を楽しく表現した、”描写音楽”になっているのです。

「ゴシゴシこすっているところって、楽譜のどの辺りだと思う?」
それぞれのレッスン時間で質問をしてみると、2人とも

「ここ!」
と言って、楽譜の中のトリルという装飾音に似たような音型をすぐに指さして
うれしそうに答えてくれました。
 
その後、わかりやすい描写音楽のリムスキー・コルサコフ作曲「くまんばちの飛行」や
ルロイ・アンダーソン作曲「馬と馬車」、「タイプライター」、
グリーグ作曲の「朝」をCDで鑑賞してみました。

「まず”くまんばちの飛行”から聴いてみよう。
 はちの飛んでいる音って、何の楽器で演奏しているか分かる?」
「・・・」
「ヴァイオリンだよ。ここはクラリネットね。」
「早くて難しそう・・」
「そうだね。」

「次は”馬と馬車”ね。パカパカという音は何の音を表しているかな?」
「馬の音!」
「そうそう、馬のひづめの音だね。あっ、鞭がなったね!」
「今度は走ってる!」

「次は”タイプライター”。タイプライターって知ってる?
 今はパソコンばっかりだけど、
 昔はタイプライターで文章作成したんだよ。」
「知ってる!見たことあるよ。」
「カチャカチャしている音が、タイプライターを打っている音だよ。」

「次は”朝”。聴いたことあるでしょ?」
「うん。あるある。」
「朝のさわやかなイメージを表現している曲なんだよ。」

鑑賞タイムは子どもも大人も、
音楽を聴きながら語り合える、楽しいひと時となります(^^♪

さてさて、鑑賞タイムの後、
「きれいずきチュウチュウおくさん」も
楽しくレッスン出来ましたよ(^^♪
プロフィール
HN:
番匠 浪路
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性別:
女性
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