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「ハノン120%活用術」が新しくなりました。
以前は60番までを収録した2冊セットでしたが、
1冊で30番までとスケール、アルペジオが学べる、
明るくて可愛い装丁の楽譜に生まれ変わりました(^^♪
音作りの基本は、私はハノンにあると思っています。
まず大切なのはマルカート(はっきりとした)奏法です。
無理のないタッチで、はっきりとした音が
どの指からも均等に出ているかを確かめながら、
1音1音、丁寧に弾いて、よく聴きながら練習します。
左右各5本の指の独立だけではなく、
聴く力と集中力が育ちます。
マルカート奏法がしっかりできたら、
レガート奏法、スタッカート奏法と進みます。
このハノンには各練習番号それぞれに、
左右各5本の指の訓練目的がありますが、
この本の素晴らしいところは、
多彩なリズム変奏と、
ポリフォニーでの応用が付いていることです。
ただ速く弾くための練習に終わらないように
音楽的に学べるようになっています。
自分の弾いた音がどんな風に響いているのか、
じっと耳を傾けて聴けるようになると、
音の世界が少しずつ広がっていきます。
そして、ハノンでの音作りが楽曲で活かされると、
それは喜びやささやかな自信になり、
物事を丁寧に見たり、感じたりする力を育てることに
つながっていくと思っています。
だからこそ、ハノンはただの指の訓練に終わらない、
確かな力を育ててくれる教材なのです。
生徒にとって最適な時期に取り入れて、
指導者の妥協しない姿勢でレッスンすることが、
とても大切だと思います。
今までにこのハノンを学んだ多くの生徒たちは、
音をよく聴きながら、綺麗な音を出せるように、
左右の手指を
よりコントロール出来るようになりました。
新しくなって使いやすくなった
「ハノン120%活用術」。
これからもレッスンで取り入れていきたいと思います(^^♪
先週はちょっと忙しい音楽週間でした。
まず、今月から受講することになった、
ムジカ工房のサロンゼミへ。
ムジカ工房でのゼミに通うのは5年ぶりです。
受講者の方達の中にいると、本当に心地よくて、
受講するきっかけになりました(^^♪
講座ではハノン、ツイーグラー教本を毎回必須として、
その他の曲集と連弾集を練習し、
講師の北村智恵先生がご指導して下さいます。
曲集は、ショパンの遺作ワルツ集に加えて、
新しくバーバーの連弾集「スーヴェニール」を
練習することになりました。
ツイーグラー教本はもう何年も使ったことがなく、
サロンゼミでの練習方法は、
27年前に「ピアノを教える人へ」で
確かに学んでいるのに、
情けないことに、すっかり忘れていました!
子ども達のレッスンにも活かしたいと思いました。
バーバーの連弾曲集「スーヴェニール」は、
何年も前に一度ゼミでご指導頂きましたが、
とても素敵な音楽で、
いつか弾いてみたいと思っていたので、
今回実際に練習できることに、ご縁を感じています。
3日後はプライベートレッスンへ。
バッハの平均律をご指導頂きました。
もちろん、ハノンも欠かせません!
私は子どもの頃はバッハが大嫌いでしたが、
北村智恵先生のバッハ講座を受講して以来、
”バッハは自由でいい”という教えが、
それまでのバッハ嫌いを一気に払拭してくれて、
バッハがとても好きになったのです(^^)/
平均律は難しいですが、本当に美しく、
無駄のない、素晴らしいポリフォニーの音楽は、
弾いていて心地よく、楽しくなってきます。
子ども達には、バッハの音楽を好きになれるように、
指導したいと思っています。
そして、新しくアルベニスの曲を練習することになり、
ワクワクしています(^^♪
翌日「作品に見る音楽におけるロマン主義」の講座へ。
今回取り上げられたのは、ショパンのワルツ集です。
ベートーヴェン、シューベルト、シューマンの作品から、
最後はショパンへ。
19世紀のロマン主義の作曲家たちの作品には、
それぞれに新しいこと・表現が見られます。
ロマン主義音楽の中では、異端児ともいえるショパン。
音楽が他の芸術や文学と結びついて発展していった中、
ショパンは、「音楽は音のみによる感情の表現」
を貫いていました。
最終回の来月は、
ロマン主義の作曲家たちがやった、ある新しい事を
表題を一切使わなかったショパンが、
どのように表現していったのかを教えて頂きます。
無理のないタッチで、自分の音をよく聴きながら、
美しい音を奏でること。
様々な作曲家の作品を深く理解して、
豊かに表現できるようになること。
作曲家同士のつながりも興味深く知ること。
これら全てが、つながっていくような一週間でした。
学べることに感謝しています。
大人の生徒の方がお誘い下さったコンサートに
今年も聴きに出掛けました。
朝日放送テレビアナウンサーの堀江政生氏が司会で、
3人のお子さん方がトリオで演奏される、
温かいファミリーコンサートです。
3人のバランスが絶妙だった、
ブラームス「ピアノ三重奏曲第2番」、
ヴァイオリンの音色がとても光った、
ガーシュウィン「ポーギーとべスによる演奏用幻想曲」
お父様の手書きの字幕付きで演奏された、
笑いありのシューベルト「魔王」など。
アンコールもお父様参加で、
ご兄弟作の楽しいメドレーで締めくくられました。
コンサートは兵庫さい帯血バンクが主催されており、
今年で10回目、そして10回連続、
堀江ご兄弟のトリオが出演されているとのこと。
音楽だけではなく、さい帯血バンクが出来た経緯や、
その必要性のお話も伺えた、
学びある楽しいコンサートでした。
久しぶりの中野慶理先生のコンサートを拝聴しました。
7月の大阪倶楽部でのコンサート以来です。
この時のプログラムは、
シューマンとショパンの曲で、
特に、シューマンの「子どもの情景」が
こんなにもいい曲だったのか、と思うほど素晴らしく、
今でもずっと印象に残っています。
そして今回は、
アップライトでの演奏にもかかわらず、
第1曲「もののけ姫」の最初の音から、
とても美しい音で本当に感動しました。
ショパンの曲はもちろんですが、
「もののけ姫」「瀬戸の花嫁」「水色のワルツ」
あまり聴く機会がなかった「酒と薔薇の日々」
そして、私の大好きな「ひまわり」。
どの曲のアレンジも本当に素晴らしくて、
全て中野慶理先生のアレンジと伺い、驚きました。
今回の主催が、
三田市の高齢者支援団体ということもあり、
昭和歌謡や童謡などを含めた選曲に、
温かくて優しい心遣いを感じました。
高齢者問題についての学びもあり、
美しい音楽を聴けたコンサートでした。
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