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ショパンの命日にあたる10月17日に、日本ショパン協会関西支部が主催で
北村智恵先生が講師を務める「ショパンのマズルカについて」の講座に行ってきました。
今回の講座ではマズルカを通したショパンの諸作品の見方と
マズルカに託されたものが初期・中期・後期それぞれの時代で
どのように変遷していったのかを 演奏はもちろんのこと、
他にもショパンの全作曲年譜、自筆譜の印刷がついた楽譜、
ポーランドがオーストリアやドイツ、ロシアに次第に占領されて
国名までなくなってしまうことがわかる地図、ポーランド民族楽器などの音源、
当時を忠実に再現したマズルカの踊りの映像なども紹介して頂いて、
わかりやすく、とても興味深くお話して下さいました。

昨年の5月から始まった北村智恵先生による「ショパンマズルカ全曲講座」でも
詳しく解説して下さっていますが、その内容もよみがえってきて、
ショパンが生涯かけて作曲し続けた愛する祖国ポーランドの民族舞曲であるマズルカを
後世に伝えるための使命感からだけではなく、時代を追うごとにショパンの才能によって
いつしかマズルカのジャンルを超えて芸術性高い作品となっていった と言う解説が、
ピアニストの方々の素晴らしい演奏を聴きながら深く伝わってきました。
ますますマズルカが好きになり、弾いてみたい曲も増えました。
聴きに行って本当に良かったです(^^♪
こんなコロナ禍に充実した実りある音楽の時間を過ごすことができて、
本当に幸せなことだとしみじみ思います。行けたことに感謝、感謝です。
プロフィール
HN:
番匠 浪路
Webサイト:
性別:
女性
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