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レッスンで使用しているピアノ導入の楽譜は、
「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本」なので、
ピアノを習い始めたばかりの子にはまず、
「ピーターラビットの絵本」シリーズの1巻、
「ピーターラビットのおはなし」を読んでもらいます。
 
先日この本を読んだⅯちゃんに感想を尋ねたら、
「面白かった!でもちょっと怖かった。」
「どこが怖かったの?」
「ピーターのおとうさんがお肉のパイにされたところ。
 でも、どんなのか見たかったなあ。」
絵本の世界に膨らんだ、Ⅿちゃんの好奇心がとても伝わりました。

ピーターラビットはお母さんと3人の妹の5人家族。
お父さんは農家のマクレガーさんの畑に入って捕まり、
マクレガーさんの奥さんにお肉のパイにされたと絵本のお話に出てきます。
私が持っている絵本のシリーズは石井桃子さんが訳したもので、
その場面の絵が載っていませんが、
絵本出版から120周年を記念して、
川上未映子さんが訳したものが昨年新たに出版され、
その中には、この場面の絵が載っていることを知っていたので、
今頃ですが購入してみました。

うさぎのお父さんが「お肉のパイ」にされるなんて、ちょっと残酷なイメージですが、
絵からそんなイメージは伺えません。
Ⅿちゃんのようにどんな絵なのか見てみたいと思う子ども達も、
きっと多いかもしれません。

品格漂う石井桃子さんの翻訳はもちろん素晴らしいですが、
川上未映子さん訳の新しい絵本には、他にも新しく収録された絵が載っていますし、
茶目っ気のある親しみやすい文体で、とても新鮮に感じました。

Ⅿちゃんにも他の子ども達にも、この新しい絵本を見せてあげたいと思っています(^^♪

     






プロフィール
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番匠 浪路
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