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Aさんがピアノを始めてから約半年が経ちました。
1曲ずつ丁寧にご自分が納得するまで練習し、
その曲に求められている課題をクリアして来られました。

ある日のレッスンで、
「ピーターラビットと学ぶ初めてのピアノ教本 1巻」の
「ピーターのワルツ」に入りました。
初めての3拍子の曲、ワルツとはどんなものなのか、
まず一緒にワルツのオーケストラ曲、ピアノ曲をCDで鑑賞したり、
踊りをDVDで鑑賞しました。

その後、実際に「ピーターのワルツ」を弾いてみると、
初見で弾けたことにとても感激され、

「いや、自分で言うのも何ですが、なかなか弾けるようになったものだなと」

と、とても嬉しそうに話されました。

「本当にそうですよね。1曲ずつ確実に練習されてきたAさんの成果の賜物ですよ。」

「いやそれにしても実によくできているな、この教本は。」

この言葉をAさんから聞いて、なんと嬉しかったことでしょう!

たった1音の音色を左右の指で均等に弾くところから始まり、
同じ譜面でタッチの違いによる音色の聴き分け、
標題の違いで強弱やテンポを含む表現が全く変わること、
左右の手で強弱の違いをコントロールして弾く(聴く)こと、
なぜコントロールするのかを知ること、
拍節感、拍子感など、様々な力が自然に付いていきます。
勿論そのためには妥協のない指導が必要で、
しかも間違えずに弾けたら〇なのではなく1曲1曲に課題をたくさん盛り込むため
全3巻あるうちの1巻は特に時間がかかるのです。

このような指導を信じて練習してきて下さるAさんに心から感謝でいっぱいです!
Aさん、ありがとうございます。
 
御年69歳のAさんだけではなく、すべての生徒たちがこれからもこの本を使い、
ピアノの楽しさ音楽の楽しさを感じて、
その先につながるたくさんの作曲家たちの曲を弾けるようになってほしいと願っています。








プロフィール
HN:
番匠 浪路
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性別:
女性
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