|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
今週のSちゃんのレッスンです。
Sちゃんは笑顔の愛くるしい、元気いっぱいの女の子。
レッスン曲は「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本2」の中の「春風」という曲。
この曲はイ短調の曲ですが、最後に右手のAメジャー和音によって優しい春風が吹き、春の訪れを表現した音楽です。
「何だか硬いね。春風っていうより、うーん、春風が窓ガラスにあたっている感じだわ。(笑)
なんで硬いんだろう?」
「流れていないから?」
「うん。1音ずつラーソ、ラードって鳴っているね。」
「レガート(なめらか)じゃないのかあ・・・」
「そうそう。Sちゃんのはレガートというよりマルカート(一つ一つの音をはっきりと)になっ
ているね。先生が2通りの演奏をしてみるから、1回目と2回目は何が違うかよく聴いていて
ね。」
私が2通りの「春風」を演奏。
「どう?同じだった?」
「2回目の方が流れていた!レガートだった!」
「そうだね。でも、流れていたのにはレガートのほかにもう一つ理由があるんだけど、1回目と
2回目では他に何が違っていたかわかるかな?」
「・・・」
「では、もう一度2つの演奏をしてみるから、何が違うかよく聴いていてね。」
もう一度、私が2通りの「春風」を演奏。
「1回目と2回目では何が違ってた?」
「えーっと、最初のは長くなってる?」
「長さではなくて、何が違うのかな?」
「・・・2回目の方が、速い?」
「そう!速さが違うんだよ。テンポが速い方が流れていたでしょ?Sちゃんが弾いたのは、テン
ポが遅くて硬かったね。もう一度テンポを速くしてレガートに弾いてごらん。」
「うん、わかった!」
なめらかさと、テンポアップが決め手となり、左手の和音もしっかりとして、気持ちよさそうに弾いているSちゃん。
「わあ、最初の演奏と全然違う!最後の春風の和音もすごくきれいだったわ。今の演奏が一番よ
かったね。」
優しい「春風」の演奏ができて、何ともうれしそうな顔のSちゃん。
この曲をイメージしてSちゃんが描いた絵はこちら。
Sちゃんは笑顔の愛くるしい、元気いっぱいの女の子。
レッスン曲は「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本2」の中の「春風」という曲。
この曲はイ短調の曲ですが、最後に右手のAメジャー和音によって優しい春風が吹き、春の訪れを表現した音楽です。
「何だか硬いね。春風っていうより、うーん、春風が窓ガラスにあたっている感じだわ。(笑)
なんで硬いんだろう?」
「流れていないから?」
「うん。1音ずつラーソ、ラードって鳴っているね。」
「レガート(なめらか)じゃないのかあ・・・」
「そうそう。Sちゃんのはレガートというよりマルカート(一つ一つの音をはっきりと)になっ
ているね。先生が2通りの演奏をしてみるから、1回目と2回目は何が違うかよく聴いていて
ね。」
私が2通りの「春風」を演奏。
「どう?同じだった?」
「2回目の方が流れていた!レガートだった!」
「そうだね。でも、流れていたのにはレガートのほかにもう一つ理由があるんだけど、1回目と
2回目では他に何が違っていたかわかるかな?」
「・・・」
「では、もう一度2つの演奏をしてみるから、何が違うかよく聴いていてね。」
もう一度、私が2通りの「春風」を演奏。
「1回目と2回目では何が違ってた?」
「えーっと、最初のは長くなってる?」
「長さではなくて、何が違うのかな?」
「・・・2回目の方が、速い?」
「そう!速さが違うんだよ。テンポが速い方が流れていたでしょ?Sちゃんが弾いたのは、テン
ポが遅くて硬かったね。もう一度テンポを速くしてレガートに弾いてごらん。」
「うん、わかった!」
なめらかさと、テンポアップが決め手となり、左手の和音もしっかりとして、気持ちよさそうに弾いているSちゃん。
「わあ、最初の演奏と全然違う!最後の春風の和音もすごくきれいだったわ。今の演奏が一番よ
かったね。」
優しい「春風」の演奏ができて、何ともうれしそうな顔のSちゃん。
この曲をイメージしてSちゃんが描いた絵はこちら。