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とてもしっかり者でセンス抜群の小学6年生のRちゃんは、
日本の歌をテーマに選曲した「椰子の実」を連弾で練習しています。

4枚の楽譜に台紙をつけて繋ぎ合わせてきたと言って見せてくれたのがこちら。


丁寧に描かれたフレーズの一部と絵を見て、
この曲を楽しんで練習してくれていることが伝わってきました。
レッスンでは生徒の皆さんの演奏が上手になるだけではなくて、
こういうこともとても嬉しくて励みになっています(^^♪

小学3年生のOちゃんは今、湯山昭作曲の「夕ぐれ」を練習しています。

「夕ぐれ」は時間とともに空の色が変化していく様子を
和声の変化で表現しているとても素敵な曲で、
感受性豊かなOちゃんに、優しくピアノで表現して欲しくて選曲しました。

左手の伴奏は3連符のオンパレードでうるさくなりがちですが、
曲の終盤に出てくる5つの音が重なった和音を
Oちゃんはいつも特別な美しい響きで弾けるので、
私も心地よく聴き入っていました。
すると今週のレッスンでOちゃんが教えてくれました。

「私、この音、大好き!すごくいい気持ちになるの。」

やっぱり!自分で弾きながらちゃんと聴いている大好きな音は、
美しい響きになるのだと納得できました。
そして、こんな風に感じられるOちゃんの素直さに感動しました。

演奏者が聴いている音は、自然に伝わってくるものですね(^^♪
今週は、久しぶりに会社員のKさんのレッスンが出来ました。
Kさんはピアノが大好きでとても熱心に練習する青年です。

この日はハノン、テレマン作曲「ファンタジア」、
ナザレ―作曲「マリー」をレッスンしました。
「マリー」はよく歌わせて弾けていましたが、メロディーの長い音になると、
反対側の伴奏の音が大きくて響きが良く聴こえないことを指摘しました。
私にもよくあることです。

もう一度よく聴きながら演奏すると、ガラッと変わって素敵な響きに変わったので、
Kさんはハッと気が付きました。

「自分では聴いているつもりで弾いていたんですけどね。
 でも、ここまでしっかりとは聴けていなかったのがよくわかりました。
 やっぱり(第3者に)聴いてもらわないと気が付かないですね。
 聴くのは本当に難しいですね。」

こんな風に、自分で気が付いて認めることができたKさんは本当に素晴らしくて、
私もとても嬉しくなりました(^^♪
きっと次回はもっと良い演奏になることでしょう。
9月の末に不注意にも足を骨折してしまい、
悩んだ末、今月20日に予定していた第23回発表会を来年に延期することにしました。

本来なら今日はリハーサルの日でした。
一生懸命に練習していた生徒や保護者の皆さんには本当に申し訳ないことをしました。
今日の雨のように私も泣きたいくらいですが、
今よりももっともっと生徒の皆さんの力と自信を育んで
来年は楽しい発表会を皆さんと共に迎えられるように頑張ります!
台風一過で昨日と今日は冷んやりとした空気に包まれ、
ふと庭の花壇を見てみると、秋明菊の白い花が咲き、
紫式部の実が色づいているのを見つけ、しっかりと秋の到来を感じました。

  

さて、発表会まであっという間に2か月を切りました。
涼しくなってきたので、生徒の皆さん、一緒に練習を頑張りましょう(^O^)/
プロフィール
HN:
番匠 浪路
Webサイト:
性別:
女性
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