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今月からレッスンに来ることになったKさん。
子どもの時にはお母さんの勧めでピアノを10年間いやいやに習っていたそうですが、
大人になってからは毎日練習するくらいピアノが大好きになり、
今度は自らもう一度ピアノを習いたいと思い、レッスンに通ってくれています。
そして、今ではピアノを習わせて下さったお母さんに感謝しているそうです。
こんな風に言ってもらえて、お母さんも幸せですね。
子どもの頃にKさんと同じような気持ちでピアノを習っていた人達がいたら、
どの人達にもピアノを習っていて良かったと、いつかは感じて欲しいです。
 
さて、しばらくブランクがあり、
基礎からしっかり学び直したいというKさんの希望もあったので、
ハノンから始めることにしました。
指の使い方や音の出し方、聴き方もKさんがそれまでに習ったやり方とは違うので、
とても戸惑っていましたが、1週間後のレッスンでは、
すっかり指の使い方や音の出し方、聴き方が変わっていました。

「先週と全然違いますね!
 大人になってから弾き方を変えるのは時間が掛かると思うけど、
 1週間で変わるなんてすごい!」

「はい。あれから帰って5時間練習しました(笑)。毎日弾いています。」

Σ(・□・;)もう、びっくりです!すごい努力の結果だったのです。
ああでもない、こうでもないと弾いていたら、ふっと音の出し方がわかったそうです。
弾き方を変えたら、とても弾きやすくなったと、喜んでいました。
喜んでいるKさんを見て、私も嬉しくなりました(^^♪

1か月が経ち、レッスンの度にKさんの音が良くなっていくのがわかります。
まさしく好きこそものの上手なれです。
これからKさんの音楽の世界がどのように広がっていくのか、とても楽しみです(^^♪
ショパンの命日にあたる10月17日に、日本ショパン協会関西支部が主催で
北村智恵先生が講師を務める「ショパンのマズルカについて」の講座に行ってきました。
今回の講座ではマズルカを通したショパンの諸作品の見方と
マズルカに託されたものが初期・中期・後期それぞれの時代で
どのように変遷していったのかを 演奏はもちろんのこと、
他にもショパンの全作曲年譜、自筆譜の印刷がついた楽譜、
ポーランドがオーストリアやドイツ、ロシアに次第に占領されて
国名までなくなってしまうことがわかる地図、ポーランド民族楽器などの音源、
当時を忠実に再現したマズルカの踊りの映像なども紹介して頂いて、
わかりやすく、とても興味深くお話して下さいました。

昨年の5月から始まった北村智恵先生による「ショパンマズルカ全曲講座」でも
詳しく解説して下さっていますが、その内容もよみがえってきて、
ショパンが生涯かけて作曲し続けた愛する祖国ポーランドの民族舞曲であるマズルカを
後世に伝えるための使命感からだけではなく、時代を追うごとにショパンの才能によって
いつしかマズルカのジャンルを超えて芸術性高い作品となっていった と言う解説が、
ピアニストの方々の素晴らしい演奏を聴きながら深く伝わってきました。
ますますマズルカが好きになり、弾いてみたい曲も増えました。
聴きに行って本当に良かったです(^^♪
こんなコロナ禍に充実した実りある音楽の時間を過ごすことができて、
本当に幸せなことだとしみじみ思います。行けたことに感謝、感謝です。

コロナ感染の影響で3月からお休みしていたDちゃんが
今週からまたレッスンに来てくれるようになりました。
本当に嬉しい再会です(^^♪

しばらく会わない間に背が高くなり、
可愛い感じから少しお姉さんの雰囲気になっていて、
小学校高学年の女の子らしさを感じました。
短い間に子どもは成長していくものなんですね。

レッスン再開で練習する第1曲目は、
お兄ちゃんの結婚式で演奏したいという曲になりました。
Dちゃんのお兄ちゃんの心に届くように、
これから一緒に練習していきたいと思います(^^♪

今日は大阪城公園の側にあるいずみホールへ、
池田洋子先生のピアノリサイタルを聴きに行ってきました。

御年なんと85歳でいらっしゃるというのに、
モーツアルト、ベートーヴェン、シューマンのソロとシューベルトの五重奏曲を
それぞれの作曲家らしさが伝わる美しい音で素晴らしい演奏をされて大変感激しました。
コロナ感染の影響で長い間コンサートに行くことがなく、
いい音楽を聴きたいと思っていたので、感激もひとしおでした。

モーツアルトの変奏曲は輝くような音の変奏1曲1曲にそれぞれ違った濃い音楽が凝縮されていて
宝箱をイメージするような感じでとても楽しく聴くことができました。
ベートーヴェンのソナタは落ち着いた説得力があり、
シューマンはとてもカンタービレな(歌うような)本当に優美な演奏で、
しばらくうっとりとした余韻に浸っていました。

後半のシューベルトの五重奏曲は、
美しい音色の弦とピアノの絶妙なバランスの掛け合いがとても心地よく上品で、
こんなにいい曲だったのかと思いながらとても楽しく聴き入っていました。

本当に久しぶりの素晴らしいコンサートに行けてよかった!
いい音楽の時間を過ごせた日曜日の午後でした(^^♪
最近,I君はよくピアノを練習するようになってきました。
今週のレッスンでも、連弾の曲を自分から両手で練習し、
ピーターラビット教本の曲も課題通りに練習してきました。

「すごいI君!連弾の曲を両手で弾いてくるなんて。
 ほら、やったらできるよ! きっと上手になるよ!」

私が嬉しくて褒めると,I君もとても嬉しそうでした。

去年のI君はピアノの練習をせず、
レッスンに来てもピアノを弾かないこともありました。
そして、しばらくお父さんやお母さんがレッスンに同伴して下さるようになりました。
でも、今ではちゃんと一人で来て、帰る時は「さようなら」と挨拶をして家路についた後も
必ず振り返って手を振ってくれるのです。
私も手を振りながら本当に嬉しくてたまらなくなり、
この温かい気持ちに希望を感じてまた頑張ろうと思えます。
I君と、レッスンを続けて通わせて下さっているご両親にも感謝の気持ちで一杯です。

I君、ありがとう。また来週のレッスンも楽しみにしています(^^♪
プロフィール
HN:
番匠 浪路
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性別:
女性
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