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昨日は私のレッスン日でした。

今、練習している曲は、バッハの「イタリア協奏曲」です。
 レッスンして頂いたのは、全3楽章のうちの第1楽章でした。

この曲は合奏協奏曲と言って、弦楽合奏のトゥッティ(全ての楽器が演奏する部分)と
ソロ(1つの楽器のみが演奏する部分)の掛け合いをバッハが鍵盤楽器に取り入れた、
いかにも明るいイタリア趣味の楽しい曲です。

私はバッハが大好き!
シンプルなメロディーなのに洗練されていて美しく、
演奏しているとぐんぐん音楽の世界に引き込まれていくのです。

子どもの頃は堅苦しくて(そう思い込んでいた!)大嫌いだったのですが、
今の先生に出会ってから「バッハは自由でいい」のだと教えて頂き、
バッハへの拒絶バリアが、みるみるうちにさーっと溶け出して、
いつの間にか、心の癒しとなりました。
(先生に感謝!)

今ではバッハの曲を練習しているとき
「もううまく弾けないなあ・・・」とつまずくと、
横で「これこれ、ちゃんとさらいなさい。」と 
あたたかく、深い声で励ましてくれるような気がする、
私にとってバッハは謂わば「お父ちゃん」的(おこがましいですが・・・)な存在なのです。

この曲の第2楽章 ”Andante” を私はずっと弾きたいと思っていたのです。
魂に訴えるカンタービレ(歌うように)で、とても美しい曲です。

本当は昨日レッスンして頂きたかったのですが、
練習不足のため、次回に見て頂くことにしました(;´д`)

「これこれ、ちゃんとさらいなさい。」と
今日もバッハの声が聴こえてきそうです。
プロフィール
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番匠 浪路
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女性
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