今日はJさんのレッスン日でした。
レッスン曲は2つのイギリス民謡です。
まず最初のレッスン曲は、
「ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本 3巻」の中の「夏の名残りのバラ」でした。
この曲は、イギリスのアイルランド地方の民謡で、日本では「庭の千草」の名称で親しまれています。
「わあ、すごく癒される綺麗な音でしたね。Jさん歌が好きだから、この曲きっと弾いていて気
持ちよかったでしょう?」
「そうですね。好きな曲ですね。」
「やっぱり。そんな感じが伝わってきました。よかったです、とっても。」
次のレッスン曲は、同じ教本の中の「アニーローリー」でした。
この曲は、イギリスのスコットランド地方の民謡で、貴族の娘に失恋する青年の切ない想いを
歌った曲なのだそうです。
「ペダルが効果的に使われていましたね。高音に移ったところは、左手の音量をもっと落とし
て、右手のメロディーを響かせるように弾くともっと綺麗になりますよ。」
もう一度弾いてみると高音の部分は、初めに弾いたときに比べると、メロディーがよく響きとても柔らかい音色に変わりました。
とっても歌の好きなJさん。旋律を歌わせる練習が詰まったエチュードをこれから取り入れようと考えていて、楽しみにしています。