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秋の発表会で演奏する曲を選曲中で、
まず、小学6年生に進級する子ども達にどんな曲を弾きたいか尋ねてみました。

「みんなが知っている有名な曲を弾きたい」
「この楽譜のこの曲が弾きたい」
「テンポの速い曲を弾きたい」
など、はっきりと希望を伝えてくれました。
幼稚園の時から習いに来てくれている子達で、
心身ともに成長していて本当に頼もしくて嬉しかったです(^^♪

ワクワク楽しみながら生徒の皆さんの選曲をしていきます!
ピアノを習いに来られてから、もうすぐ丸7年になる70代のSさん。
「夏の名残りのバラ」をもう1年も練習し続けています。
初めは片手ずつ、そして両手で練習してもちろん暗譜も出来ています。
もうそろそろ次の曲に進んでもいいかなと思うことも何回かありましたが、
納得のいくまで練習したいというSさんご自身の希望でこの曲を弾き続けています。

初めは5分だけの練習が、だんだんと時間が増えて、
それもまた1日に何回も練習されるようになりました。
そして、こんなに長く同じ曲を弾き続けることで、
今までレッスンで習ったことがよくわかるようになったそうで嬉しくなりました。
メロディーをはっきりさせて伴奏を控えめにすること、フレーズをレガートに繋げること、
休符でしっかり音を消すこと、リズムを正確に刻むこと、
強弱をはっきりさせること等々、つまりは音をよく聴くこと、
その聴き方やそのためのタッチやポジションの取り方が
だんだんわかるようになってこられたのです。
演奏も力が抜けて本当に柔らかく滑らかになりました。
どこが上手く弾けないかも把握されていて、それをクリアするために、
そして、もっと良い音色になるように弾き続けています。

Sさんは先日、ピアノの練習をゴルフに例えてお話して下さいました。
ゴルフは前回よりも良いスコアだと「今日は最高だった」となり、
でも、次にもっと良いスコアだと「今日は最高だった」と同じように繰り返していくけれど、
「最高だった」の中身はどんどんグレードが上がっているのだそうです。
ピアノも同じで、「今日は良く弾けた」をこの1年繰り返してきたけれど、
その内容はどんどんグレードが上がっていて、「ゴルフと同じ」なんだそうです。
しみじみと語るSさんは、とても良い表情でした。
「ゴルフと同じ」は7年前のレッスンでも例えて下さっていて、ブログにも記載しました。

もうすぐSさんが納得のいく「夏の名残りのバラ」に仕上がるのが楽しみです(^^♪
ピアノを習いに来られてから、もうすぐ丸4年になる60代のIさん。
レッスンで習ったことを毎回きちんと受け止めて、コツコツと練習されています。
そして、ピアノを弾くとすっきりして、全く疲れることがないのだと伺った時は
本当に嬉しくなりました(^^♪

そんなIさんが最近、新しい鍵盤楽器を購入されました。
購入後、初めてのレッスンでペダルも上手く使った滑らかな演奏を聴いた時、
新しい鍵盤楽器になって本当に良かったと思いました。

色々な曲に出会うのは大切ではありますが、
1つの曲を深く練習する方が上達することにも気付き、
上達していったら、もっと良いピアノに買い替えていこうと考えていらっしゃるようで、
私もレッスンの大きな励みを得ることが出来ました。
前向きに練習されるIさんと一緒に、
充実したレッスンが出来るように頑張ります(^O^)/
今日は数年ぶりに夫と伊勢神宮参りに出掛けました。
とても良いお天気だったので、参拝者の方でいっぱいでした。

内宮参拝後は美味しい海鮮丼と赤福を頂き、
お土産も買って、おかげ横丁をぶらぶらと楽しみました。

その後、外宮に向かうと、明後日の記念神事のためにお越しになられた
黒田清子さまのご参拝になんと偶然出会い、
目の前を通って行かれる姿を間近に拝見することが出来て感激しました。
大安吉日、とても有難い伊勢神宮参りとなりました。

今週は今年最初のプライベートレッスンがあり、
練習中のショパンノクターン作品62-1をご指導頂きました。

「ショパンのノクターンには珍しい本当に幸せな曲ね。」
と先生がおっしゃり、私も大きく納得しました。
ショパンが亡くなる3年前の1846年に作曲されていて、
この頃は心身共に弱っていた頃なのに、
出だしの分散和音の序奏、長いトリルの繊細な旋律、斬新な旋律などがあり、
心に響くこんな美しい曲を作ることが出来るショパンの気高さは本当に尊いです。
でも、弱っていたからこそ、幸福な音楽に救われたかったのかもしれないと、
ふと思いました。

まだまだ自分のものになっていなくて、
音質や歌わせ方、各声部の聴き取りが十分ではないので、
音に集中して曲に没頭できるように、次回までに暗譜を頑張ろうと思います
プロフィール
HN:
番匠 浪路
Webサイト:
性別:
女性
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