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昨日はショパンのプレリュード全曲講座、第2回目の日でした。

この2回で全24曲のうち10番まで進みましたが、
そのうち7番目の曲は太田胃散のCMソングだった曲です。
この曲は16小節しかない短い曲なのに、
作曲の技法も、それを生かす演奏のためのフィンガリングやペダル指示も見事で
”ピアノの詩人”ショパンが、ピアノを知り尽くしていたと言われる所以にとても納得できました。

最後に、1850年代のエラール社(ショパンも使用していた)のピアノで
プレリュードを演奏しているCDを鑑賞しました。
エラール社のピアノの演奏は初めて聴きましたが、
お琴に似たうねりのある幻想的な音色でした。
ふと”ゲゲゲの鬼太郎”の主題歌のイントロダクションが思い浮かんだのは私だけかなあ…
初めてピアノを習いに来た日のAちゃんは、
音階を一緒に歌うと1点ハ(ピアノでは真ん中のド)もまだ音程が合わなくて、
音高知覚がついていませんでした。

ところが、3か月ほど経ったある日のレッスンで、 
ドはもとより、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドの音階を
音程合わせて歌うことが出来たので、
「お母さんと一緒に練習したの?」と尋ねたら、
自分でピアノの鍵盤を一音ずつ弾きながら練習したと言うので、大変驚きました。
お母さんもAちゃんが自分で練習しているのを聴いていたそうです。
小さな子は、音程が取れないことはよくあるので、
レッスンで一音ずつ一緒に歌いながら音程を合わせて、
音階が歌えるように練習していきます。
まだ6歳のAちゃんが、自分でピアノを弾きながら音程を合わせて練習していた健気さに
とても感心感動しました。
子どもの未知の力は計り知れないです。
先週の金曜日、北村智恵先生による
ショパンのプレリュード・アンプロンプチュ(即興曲)全曲講座を受講しに
梅田のカワイまで出掛けてきました。

マズルカ、ノクターンの講座に引き続き、
ショパンの作品第3弾となる今回の講座を
初めは受講しようかどうか迷っていましたが、
受講することにしてやっぱりよかった!
プレリュードへのショパンの思惑や巧みな手法などを第1回目から知ることができて、
次回からの講座も楽しみになり、とてもワクワクしています(^^♪

 













フォスター作曲の「おお、スザンナ」を練習して来られたJさんが、
この曲を弾き終わった後、
「フォスターはアメリカの作曲家ですか?
 弾いていたら、古き良きアメリカをすごく感じさせるので、そう思いました。
 ”大草原の小さな家”(私の子どもの頃に放送されていたアメリカのホームドラマ)
 を思い起こします。」
そうおっしゃるのを聞いて、「Jさん、すごいですね!」と言葉が飛び出しました。

Iさんはピアノを始めて2年余り。
レッスンで使っているシニアの導入書の中の「おお、スザンナ」は、
わずかな種類のコードと伴奏形態を使った弾きやすくアレンジされている短いものです。
その曲を弾きながら古き良きアメリカや、
”大草原の小さな家”をイメージできるJさんは、
音楽を感じられる豊かな心を持つ本当に素敵な方だと思い、
大切なことを教えられたような気がします。

これからたくさんの曲に出会いながら、
音楽に浸る喜びをもっと味わって欲しいと願っています(^^♪
息子たちから届いた母の日のプレゼント。
少し遅れてですが、とても嬉しかったです(^^♪
これを励みにまた一年頑張ります(^O^)/
プロフィール
HN:
番匠 浪路
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女性
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