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ピーターラビットのおはなしシリーズ絵本「モペットちゃんのおはなし」で、
ねこのモペットちゃんが、ねずみを捕まえて喜んでいたら、
いつのまにか逃げられてしまい、
ねずみがモペットちゃんをからかうように
とだなの上でおどる場面をイメージした可愛い曲です。
短い曲ですが、たくさんヴァリエーション(変奏)して練習するので
子どもたちには印象深い曲になるようです。
「Kちゃん、先週のレッスンで何回も練習したから、
今のヴァリエーションはよく弾けるようになったね。」
嬉しそうなKちゃん。
「自分でもヴァリエーションしてみた?」
「うん、やってみた!」
「うわあ、すばらしい!
出来ない、無理ーって言っていたけど、自分で作れたじゃない。」
どの子も初めは難しいとか出来ないとか言いますが、
次の週には喜んで、自作のヴァリエーションを聴かせてくれるので
うれしくなります(^^♪
「わあ、初めて聴くタイプだわ、そのヴァリエーション。」
なかなか思うように弾けなかったその前の週のKちゃんは、
沈んだ表情でしたが、
先週は自分のヴァリエーションをほめてもらって
笑顔がたくさん見られました(^^♪
Kちゃんの自信につながるとうれしいです。
そして今週、のりにのったKちゃんは
またまたその場でヴァリエーションして
「わあー、また増えた!(笑)
全部で9つだ!弾くの大変(;´・ω・)」
なんて言いながら、うれしそうなKちゃんでした(^^♪
久しぶりのブログです。
1か月経ってまだ本調子ではありませんが、
少しずつ体調が戻ってきました。
その間、家族はもちろん、
必要な物を届けてくれたり、体調を気遣って連絡をくれた友人達、
ご飯を作ってくれたり、心配してくれた生徒達、
労いの言葉をかけて下さった保護者の皆さんや志手原の音楽教室の方々、
大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さん、本当にありがとうございました。
早く万全の体調に戻れるようにマイペースでやっていきます☆彡
11月の発表会に向けて小学生を中心に、
トーンチャイムの練習と連弾時の朗読を練習しました。
去年の発表会では「動物の謝肉祭」の連弾をしましたが、
そのときの朗読がみんなとても上手だったので、
今年も連弾時に全員朗読をすることにしました。
みんな気持ちを込めて朗読の練習をしてくれたので、
何だかわくわくしています(^^♪
次はトーンチャイムの練習です。
私の指導者仲間の方が去年トーンチャイムの楽譜を出版し、
是非使って下さいと、ご好意で1冊送って来て下さったので、
その楽譜の中の「星に願いを」をみんなで演奏することにしました。
まずメロディだけを練習してから内声の音を足していきましたが、
リズムが難しいところもあり、いつものことながら
お互いの音を紡いでいくのはなかなか難しい作業でした。
みんなとこれから本番に向けて一緒に楽しく練習していきたいです(^^♪
また先週の土曜日は保護者会もあり
お忙しい中、お母さん方に集まって頂きました。
発表会の様々な面で今年も助けて頂くことを快く引き受けて下さり、
本当に感謝しています。皆さん、ありがとうございます。
今年の発表会もみんなで一緒に頑張ります(^^♪
Sちゃんは笑顔の愛くるしい、優しくて元気いっぱいの女の子です。
今練習しているのは、このブログにも数回登場した「祈り」という曲です。
この曲は左手が単旋律メロディーで、
右手は3音や4音からなる和音の連打が続いています。
メロディーをしっかり歌わせて弾いて欲しいのはもちろんですが、
右手の和音をどの音も均等に響くように、
レガート(なめらか)につなげて弾いて欲しい曲です。
そのためには、自分で弾いている音をよく聴き続けることが大切です。
「Sちゃん、すごくよくなってる!この前と全然違うわ!
右手の和音が汽車のシュッポシュッポみたいに切れ切れだったけど、
今日はレガートになってる!テンポも最後まで早くならないで、
アンダンテ(ゆっくり)になってるわ。
すごい、すごい!よく練習したのがわかるよ。」
「うん!だって私、この曲をずっと練習してたもん。ずっとこればっかりやで。(笑)」
「そう、えらいね。」
先々週のレッスンまで、なかなか音を聴き続けることができなかったSちゃんの「祈り」は
先週のレッスンでとてもよい演奏に変わっていました。
その後に弾いたハノン練習のピアノスタッカート(弱い音で弾く短く切った音)も、
一週間前まで短い音や長い音が混ざってテンポの定まらないまちまちの状態でしたが、
最後まできっちりと音を聴き続けて均等な柔らかい音で弾けていました。
「Sちゃん、ハノンもこの前と全然ちがう。とてもよく聴けてるわ。もう先生感激だわ!」
「ふふふ。」うれしそうなSちゃん。
「今日みたいに丁寧に自分の音を聴きながらこれからも練習してね。
こうやって自分の音をきちんと聴き続けることができるようになると、
不思議なんだけど、普段の生活の中でもいろいろなことを丁寧にしていこうって
変わっていけるんだよ。例えば、適当に片付けていたことをちゃんと整理したり、
バンと閉めていたドアを静かに閉めるように気を付けたり、」
「キャハハ(笑)」
「本当なのよ。(笑)」
「Sちゃんだったら、連絡帳を忘れずに帰ったらまずお母さんに見せるように心掛けたり、
物を丁寧に扱ったり、人に思いやりを持って接していこうと心掛けたり、
先生も体験したからわかるよ。はじめは自分の音を全然聴けていなかったけど、
自分の音を丁寧に聴くことが少しでもできるようになると、
すごくうれしくなって生活の中に良い影響が出てくるんだよ。本当に不思議でしょ(^^♪」
神妙な面持ちで私の話を聞いてくれていたSちゃん。
先週の彼女のうれしい変化は、ピアノ指導者としてこの上ない喜びでした。
ピアノを通して、Sちゃんも他の生徒も
ステキな人に成長していってほしいと願っています。