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先週は「きれいずきチュウチュウおくさん」という曲を
2人の子が練習して来ました。

「ピーターラビットのおはなし」シリーズである
「のねずみチュウチュウおくさんのおはなし」というお話では、
ごみむしやてんとうむし、
まるはなばちやかえるたちが
チュウチュウおくさんのお家にやって来て、
そこらじゅうを汚していくので、
きれい好きでやかましやののねずみチュウチュウおくさんが
イライラしながら掃除している場面があります。
「きれいずきチュウチュウおくさん」という曲は、
この場面を楽しく表現した、”描写音楽”になっているのです。

「ゴシゴシこすっているところって、楽譜のどの辺りだと思う?」
それぞれのレッスン時間で質問をしてみると、2人とも

「ここ!」
と言って、楽譜の中のトリルという装飾音に似たような音型をすぐに指さして
うれしそうに答えてくれました。
 
その後、わかりやすい描写音楽のリムスキー・コルサコフ作曲「くまんばちの飛行」や
ルロイ・アンダーソン作曲「馬と馬車」、「タイプライター」、
グリーグ作曲の「朝」をCDで鑑賞してみました。

「まず”くまんばちの飛行”から聴いてみよう。
 はちの飛んでいる音って、何の楽器で演奏しているか分かる?」
「・・・」
「ヴァイオリンだよ。ここはクラリネットね。」
「早くて難しそう・・」
「そうだね。」

「次は”馬と馬車”ね。パカパカという音は何の音を表しているかな?」
「馬の音!」
「そうそう、馬のひづめの音だね。あっ、鞭がなったね!」
「今度は走ってる!」

「次は”タイプライター”。タイプライターって知ってる?
 今はパソコンばっかりだけど、
 昔はタイプライターで文章作成したんだよ。」
「知ってる!見たことあるよ。」
「カチャカチャしている音が、タイプライターを打っている音だよ。」

「次は”朝”。聴いたことあるでしょ?」
「うん。あるある。」
「朝のさわやかなイメージを表現している曲なんだよ。」

鑑賞タイムは子どもも大人も、
音楽を聴きながら語り合える、楽しいひと時となります(^^♪

さてさて、鑑賞タイムの後、
「きれいずきチュウチュウおくさん」も
楽しくレッスン出来ましたよ(^^♪
ピアノを弾くことは、
声の代わりにピアノの音に置き換えて歌い表現することなので、
弾き始めや音楽の切れ目では、
呼吸をしなければ歌い続けることはできないと
普段のレッスンから言い続けています。

先月の発表会では午前中にリハーサルを行いましたが、
もうすでに緊張して全員舞い上がってしまい
呼吸のない焦った演奏ばかり(;´・ω・)

「テンポを決めて、1小節分を心で数えて、
 呼吸をして弾き始めようね。
 演奏中も必ず呼吸をして弾きましょう。
 呼吸をしないと余計に緊張して焦って、ミスも多くなりますよ。」

再度伝えて昼食後、いざ本番へ。

リハーサルとはずいぶん変わり、
みんな呼吸しながら落ち着いて、
精一杯ピアノで歌おうとしている姿に私もうれしくなりました(^^♪
音楽の中での呼吸って本当に大事なのだと、
みんなの演奏から教えてもらった気がします。

後半の連弾ではちょっと気が抜けた?のか、
ぽろぽろとミスが目立ちましたが、
楽しんで演奏できたようです。

さあ、今週からレッスン再開です。
楽しく行こうね(^^♪

昨日は朝から小雨が降っていましたが、
午後からは秋晴れの良いお天気になりました。
そんな中、第18回のピアノ発表会を無事に開くことができて
安堵と感謝の気持ちでいっぱいです。

演奏者の皆さん、保護者の方々、手伝ってくれたOBの子達、
写真を撮って下さったカメラマンの方、聴きにいらして下さった方々、
そしてホールのスタッフの方々皆さんのお蔭で暖かい会を開くことが出来ました。
皆さん、本当にありがとうございました。
またこれからも一歩ずつ頑張っていきたいと思います。
 
 

いよいよ明日は発表会です。
みんな今まで練習してきたことが充分に発揮できて、
楽しい会になればうれしいです(^^♪

自分の音に耳を澄ませながら、
心で感じたものをピアノの音で
みんな思うままに表現してほしいと思います。
その姿を見るのが、私の喜びです。

みんなで楽しく暖かい時間を過ごしたいです(^^♪
先月はピアノコンサートを聴きに行きました。

曲目はすべてロシアの作曲家のスクリャービンで、
普段はあまり耳にする機会がありませんでしたが、
とても豊かな和声の音楽に、
まるで幻想的な世界に誘われるようで、
いつまでも余韻の残るコンサートでした。

ピアニストの美しい音色の変化が
一層その音楽の世界を表現していて、
「どうしたらあんな音色が出せるのだろう」
と、今でもそんな思いにふけることがあります。
 
心を癒したり、動かしたり、
音楽には本当に大きな力があるのだなあと
つくづく感じています。




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番匠 浪路
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