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皆さんいつも通り元気にレッスンへ通ってくれました。
今回のレッスンでは音楽が歌っているように~流れる~が、
どの人にも当てはまるテーマでした。
弾く曲によって、右手あるいは左手がメロディーだったり
左手の和音の一番下の音、あるいは一番上の音が
メロディーとしてつながっていたり、
右手と左手で交互にメロディーが出てきたり、
色々なパターンがあります。
「強弱がはっきりしていていいんだけど
メロディーが1音ずつハンコを押したようになっているね。
歌を歌っているときのように”流れる”ように弾いてみよう。
先生が2つのパターンで弾いてみるからよく聴いていてね。」
「2つとも同じだった?」
「ううん、違う!」
「どう違ってた?」
「2回目の方が流れていた!」
「そうだね。メロディを歌ってみるとよくわかるよ。
一緒にうたってみよう。」
聴き比べて、歌ってみて気が付き、
どの人もその後の演奏が最初の演奏よりも流れていきました。
こんな時、とてもうれしくなります(^^♪
さあ来週、みんなの音楽は~流れる~音楽になっているかな?
レッスンが楽しみです(^^♪
久しぶりに生徒の皆さんに会えてとてもうれしいです。
皆さんとレッスンをしていると、
ホッとした時間を過ごすことが出来ます(^^♪
皆さん、本当にありがとう。
今年も楽しくいきましょう!
そして、一歩一歩の確実な進歩を
一緒に実感していきましょう。
今年もどうぞよろしくお願いいたします(^^♪
土曜日はクリスマス会でした。
みんな今練習している曲を演奏して、
いつものように感想を述べ合いました。
感想を聞いた後にもう一度演奏すると、
みんなもっと良い演奏に変わりました(^^♪
演奏のあとは、お待ちかねのティータイム!
用意していたチョコレートケーキとイチゴショートケーキの数が
それぞれのケーキの希望者数とバッチリ合いました(^^♪)
ケーキとお菓子をいただきながら、
用意してきた出し物を披露してもらいました。
まず初めはなぞなぞ。
3人がなぞなぞ問題を出してくれましたが、
なぞなぞ好きの私でもなかなか難しい問題ばかりで、
「なかなかやるじゃない(≧▽≦)」と
他の大人たちと感心していました。
正解者に景品を渡す人もいて、
何とも微笑ましい子どもなりの気配りに、
またまた感心していました(≧▽≦)
なぞなぞの後は、
歌やユーフォニウム、ギターなどの演奏を聴かせてくれて、
皆さんの芸達者な一面が溢れるあたたかい時間を過ごしました(^^♪
最後は「赤鼻のトナカイ」を歌いながらのプレゼント交換!
何が手元にくるか、いくつになってもわくわくしてしまいます(≧▽≦)
手元にきたプレゼントを見せ合ってワイワイ、ガヤガヤ!
みんなありがとう!楽しい一日でしたね(^^♪
Oちゃんは今、”祈り”という曲を練習しています。
この曲は、左手がメロディーで、
右手は連続する8分音符の和音を強弱変化させて
左手のメロディーをより歌わせる助けとなるように、
表情豊かに演奏することが求められています。
「祈りってどういう意味なんだろう。」とOちゃん。
「この曲の絵はね、”カルアシチミーのおはなし”っていう絵本の中に出てくる、
カルアシチミーの奥さんのカルアシカアチャンで、
出かけて行ったきり帰って来ないチミーを心配して
どこへ行ったんだろうって、一生懸命さがしているところなんだよ。
カアチャンはチミーが無事でいますように、
早く帰って来ますようにって思っているのよ。
それが祈りだよ。
Oちゃんの家族がしんどそうにしていたら、
早く元気になりますようにって祈るでしょ。算数のテストがいい点取れますようにとか、
欲しい物が手に入りますようにとかいうのはお願いね。(笑)」
するとOちゃんが言いました。
「そうか、祈りって自分のことじゃなくて、他の人のためにお願いすることなんだ。」
まだ10歳にもならない子どもなのに、なんて感性の鋭い子なのかと、
私はとても感激して、うれしくなりました。
「すごい!Oちゃん、賢いねえ。そうよ、そうよ、誰かのために祈るんだよ。
誰かのために心を込めて演奏したら、きっといい演奏になるよ。
Oちゃんは、誰のために弾きたい?」
「うーん、先生には言わないけど、その人のために弾く!」
「いいよ、先生に言わなくても。その人のために心を込めて弾いてね(^^♪」
「はーい!」
常々、子どもを決してみくびってはいけないと教えられてきましたが、
先週のこの日もまた、そのことを実感することができました。
子どもって本当に素晴らしい(^^♪
小学校の先生を目指す、とても真面目で礼儀正しい青年です。
ピアノは全くの初心者ではありますが、
譜読みも早く、指の動きも飲み込みが早くて
既に先週には両手で「聖者の行進」という曲を演奏出来るようになり、
とても喜んでいました。
彼の良い点は、片手でも両手でもメロディーを歌いながら、
それも自然に声を出しながら演奏していることです。
そして、まだ楽器を用意できていないのですが、
私の作成した紙の88鍵盤表を使って、
必ず練習してくる努力家であること。
早く自分の部屋で練習できるように、
楽器店に足を運んで、鍵盤を見に行ったのは勿論ですが、
大学でも練習できるように、借りられる鍵盤はないかどうか、
事務室やサークルなどに自ら問い合わせたようです。
結局、お父さんのお知り合いから電子ピアノを貸して頂けることになり、
送り届けてもらうのをG君は(私も!)心待ちにしています。
立派なピアノが自宅にあっても、
なかなか練習してこない人も少なくない中で、
薄いたった一枚の紙で、本物よりも幅の狭い鍵盤が印刷された鍵盤表をたよりに
早く上達したい一心で練習してくるG君には、毎回頭が下がります。
何をするにも志次第なのだということをG君から学ばせてもらっています。
早く電子ピアノがG君の元へ届きますように!
がんばれ!G君\(^o^)/